理想的なスピードで

28歳既婚男性の日々の悩み

時期

子供を産むことを考えた時に最初に僕が思うのとは子供の誕生日を4〜6月、せめて9月までぐらいにしたいなということだった。

僕自身が早生まれだから、あらゆる問題の原因を早生まれに求めすぎるところがあるなと思ってはいるものの早生まれを憎んでいる。

まず持って早生まれという名前が良くない。多くの仕組みが4月起点に動いている社会なのに早生まれという言葉があることがそもそも紛らわしい。

 

4月生まれと3月生まれの子には1年近い成長格差があるのに4月に入園、入学させられて、運動能力や学力を比較されるのは全くフェアじゃない。東大入学者もプロアスリートも4月生まれが多いと聞く。僕は長距離走について考える時、保育園でのマラソン大会での惨めだった光景を思い出すしそれがスポーツ嫌いに繋がったという強い実感がある。

12月とかに入園申請が締め切られるから、早生まれは保育園の入園にも不利らしく、認可保育園に入れる際にも障害になるようだ。

 

そんなこともあって早生まれにならないように考えて子供を作りたいという意思があって、調べているとまあこの考え方は割と一般的にあるようで、世界?は着々とデザインドベイビーな世の中になっているんだなと感慨と恐怖を感じる。

 

まだ出会ってもいない子供の人生を勝手に想像して、有利不利とかを考える自分自身のエゴイスティックな思考にも不安を感じる。

幸せの形を他人に決められたくないと強く思う性格だけど、紋切形の温かい家庭みたいなものに幸せそうだという幻想を抱いてしまう。

 

でも、なにも考えないってことが利己やエゴから遠ざかる方法なのだろうか。思考停止は責任の放棄じゃないのかとも思う。

Stop Brain〜思考停止が唯一の希望〜